定例会&帰敬式

2021年07月12日

定例会&帰敬式




今日は12日

毎月の定例会「法話の日」

昭和区・恵林寺住職 荒山 信先生に

お越しいただきました





そして今日は特別に4名の方の

帰敬式(ききょうしき)=おかみそり

(仏門に入る儀式)を行い

法名を授与しました




法名って・・・

亡くなってからつけるんじゃないの?

生きてるうちから法名だなんて

縁起でもない・・・

と思われるかもしれませんが・・・




本来はその逆です

仏門に入った時に名前をもらうのです

ブッダの教えに帰依して

これからの人生を生きていこう

という宣言が法名をいただく

ということなのです





ちなみに

一般的に戒名(かいみょう)と呼ばれますが

戒名の「戒」は「戒律」の「戒」

「私はこれから〜しません」

という守るべき戒めを表しています

でも浄土真宗はそういった

「戒律」を持ちませんので

「法名」と呼ぶのです





つまり出家をしなくても

ブッダの弟子として

ブッダの教えに帰依(きえ)して

生活をすることが仏門に入る

ということになるのです

これを在家仏教と言いますが

実はブッダの時代も

出家した僧侶だけでなく

在家の弟子もいたのです





新しい名前を持って

人生の再出発をする

それが帰敬式です





本日受式された方々におかれましては

心よりお祝い申し上げます

おめでとうございました


今日からの一日一日が

これまで過ごしてきた一日とは

違ったものになることを

心より願っております




ご関心のおありになる方は
住職までお問い合わせください






…あ

荒山先生のご法話の内容は

またいずれ…

別の機会に…(^^;;)





定例会&帰敬式

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【2024年】

住職紹介

前田健雄(まえだたけお)
真宗大谷派一心寺住職。

1977年名古屋市生まれ。
大谷大学大学院文学研究科仏教学専攻修士課程修了。
真宗大谷派ハワイ開教使として5年間ハワイに赴任。
NPO法人ほがらか絵本畑の理事。
名古屋刑務所篤志面接委員

前田健雄