一歩一歩

2022年02月26日

一歩一歩



むかし

ハワイに駐在していた頃に

ホノルルマラソンに参加した友人から

教えてもらった話






スタートしてまだ前半

元気いっぱいの時に

沿道に一人のおばあさんが居た

おばあさんは椅子に座ったまま

手を叩きながら何度も何度も

ランナーに向かって

「右足出して!」

「左足出して!」

「右足出して!」

「左足出して!」

と言っていたそうである

「ナニ言ってるんだ?当たり前だろ!」

と、心の中でおばあさんを嘲笑したそうだ…







ところが…

マラソン終盤

疲れてきて

だんだんと足も動かなくなり

走れなくなってきた…

何度も歩こうかと思った…




その時、沿道に居たおばあさんの言葉を思い出した

「右足出して!左足出して!」

あぁそうだ!そのとおりだ!

「右足!左足!右足!左足!」

彼は最後まで一人でその言葉を発しながら

ゴールにたどり着き完走を果たしたそうである



「あのおばあさんが居なかったら

最後まで走れなかったかもしれない

あのおばあさんのおかげで完走できた!」

と、彼は言っていた







元気なときや問題の起こっていないときは

意識しないし気にもかけない…

嘲笑してしまうほど「当たり前だ」

と思っていることに助けられる時があるんだよ

と…

友人から教えてもらった大事なこと

ハワイでの忘れられない思い出の一つ…








一歩一歩

バックナンバー

【2022年】