2021年04月13日
法話の日(4/12)
4月は私の担当です。
お釈迦さまの誕生祭(はなまつり)も兼ねていたので
カワイイお釈迦さまに甘茶かけ。
はなまつりで甘茶をかけるのは
お釈迦さまが誕生したときに
天から甘い雨が降ったという伝説から…
ところで甘茶ってご存知ですか?
健康に良いと言われてますので
ぜひ一度飲んでみてください(^-^)
さて、今日のお話の内容は…
今は時代の変わり目
いろんな常識や生活、社会が変わっていく中で
私たちはどう考えて、どう生きていけば良いのか?
についてお話いたしました。
この額の写真は、あるお檀家さん宅に掛かっていた額なのですが…
亡き奥様が書かれたものだそうです。
まだまだこれから
という年齢でお亡くなりになったのですが…
いったい、いつ頃、どんなお気持ちで書かれたのでしょう…。
老齢は山登りに似ている
登れば登るほど
息切れするが
視野はますます広くなる
(イングマール・ベルイマン)
『イングマール・ベルイマン』とは、
スウェーデンの映画監督・脚本家・舞台演出家だそうです。
現代という時代は
多すぎる情報に惑わされて
思考停止してしまいがちです。
(思考停止しているから惑わされてしまうのか…?)
年を重ねれば重ねただけ
いろんな経験、知識や知恵によって
視野が広くなり、おおらかな心持ちで
世間を眺め、自分を見つめ
一日一日を喜んで生きていきたいものですね。
満足とはいかなくとも
納得のいく人生を送りたいですね。
来月(5/12)の法話の日は
小牧市 願入寺住職 藤井千龍先生を講師にお迎えします。
予約など必要ありませんのでどうぞお出かけください。
前田健雄(まえだたけお)
真宗大谷派一心寺住職。
1977年名古屋市生まれ。
大谷大学大学院文学研究科仏教学専攻修士課程修了。
真宗大谷派ハワイ開教使として5年間ハワイに赴任。
NPO法人ほがらか絵本畑の理事。
名古屋刑務所篤志面接委員