2024年12月28日
1月11日・12日
毎年二日間の報恩講を勤めています
報恩講は浄土真宗ではもっとも大事な法要です
今年(2024年)の報恩講には
能登から法話の講師に竹原先生をお招きする予定でした
しかし元旦の能登半島地震が起きたために
今年(2024年)は来ていただくことが叶いませんでした
竹原先生は能登で住職をされながら
能登教区の長も勤めていらっしゃいます
能登は念仏の盛んなところです
浄土真宗が生活に根付いている地です
ご自身の両親の介護生活から見えた人間の心
コロナ感染によって見えた人間の心
そして能登半島地震の現実
人間の「生き死に」のお話を
どうしても竹原先生にお聞かせいただきたい
という思いが拭えず
ご多忙を承知の上
無理を承知で再びオファーいたしましたところ
都合をつけていただき
2025年1月11日(土)報恩講に
来ていただけることになりました!!
今年は運良く週末になりますので
一人でも多くの方に
お話を聞いていただけたら幸いです
ぜひともお運びくださいますこと
心より念じております
お待ちしております
それから・・・
以前(10/25)のブログで書きました
私の悩んでいたことなんですが・・・
それはこの企画です!
「仏教入門講座」
忖度なしで
正直言います
もうね・・・
私が学んできた"仏教"と
世間の"仏教"のギャップに
ウンザリしてるんです
"ウンザリ"って言葉が悪いですけど・・・
それが本音だからしょーがない!!
ブッダの悟りも遺された教えも
世間で思われている"仏教"のような
そんな浅いもんじゃないんです!
もっともっと深くてそしてシンプルで
「これが真実だ」と心底頷けるものなのです!
長らく「葬式仏教」と揶揄されてきましたが
ブッダは葬儀についても
亡き人の供養の仕方も
死後の世界についてだって
語ってはいないのです!
というより
「私」のこの一生をどう生きるのか?!
「私」とはいったいどういう存在なんだ?!
「命」とは?
「生きる」とは?
そういう根本的なことを悟って
伝えられたはずなのです!
一言で言うなら
「生きる人のための教え」
なのです!!
自分の人生や命(存在)
自分の生きる道をさておいて
他者の供養のことばかり考えている仏教
そして儀式をするだけの仏教に成り下がって
「葬式仏教」と揶揄されてきたのでしょうけれど・・・
本来の仏教は
「人生をデザインするもの」のはず!
そんな思いが積もり積もって・・・
私だっていつ終わるかわからない毎日を生きている
だったらもうやるしかない!
始めるしかない!
と思って始めるのが
「仏教入門講座」です
インド仏教から日本の仏教
世界の宗教と人々の歴史
はたまた現代の世界情勢や政治金融
私の持っている知識と経験を
総動員して
ブッダの教えと死生観について
アップデートを継続しながら
3回ワンセットで繰り返し
お話しさせていただく場を
始めようと思います
きっと初めは面喰らうと思います
なぜなら・・・
"常識的"ではないから
"これまで教えられてきたことと違う"から
"チョットナニイッテイルノカワカラナイ"
"変な人(住職)だなぁ"
と思われるかもしれませんが・・・
根気強く聞き続けてくださる方には
きっとわかっていただけると思います
ブッダの悟りとはなんたるかを・・・
"仏教"とはなんたるかを・・・
"命"とは
"生きる"とはなんたるかを・・・
興味・関心のある方は
ご都合の良い時にご参加ください!!
前田健雄(まえだたけお)
真宗大谷派一心寺住職。
1977年名古屋市生まれ。
大谷大学大学院文学研究科仏教学専攻修士課程修了。
真宗大谷派ハワイ開教使として5年間ハワイに赴任。
NPO法人ほがらか絵本畑の理事。
名古屋刑務所篤志面接委員