よっしゃ!もういっちょ生きてやろう!

2022年05月17日

よっしゃ!もういっちょ生きてやろう!



もうすぐお寺の入口の看板が

大変化します!




デザインは…

3年前に本堂に蓮の絵を描いてくださった

『光の切り絵』酒井敦美さん♪

https://hikari-no-kirie.com





3年前の2019年

ど〜しても酒井敦美さんに

蓮の絵を描いてもらいたくて

お願いしたんです!

そしたら快諾いただけて!

唯一無二のどこにもない

本堂になりました!(上記写真)







初めてあつみさんに会ったのは

10年ほど前

とあるお芝居に誘われて行ったとき

目の前に座っていたのがあつみさん♪

共通の友人が紹介してくれてお話して

『光の切り絵』という

完全オリジナルの

独自の切り絵作家さんだと知り

後日、個展にでかけてみました!






作品の数々を見ている中

とある作品の前で…

私は完全に時間を忘れて

作品の世界に吸い込まれました

気がつくと涙がこぼれていて…

何分そこにいたのかもわからなくて…

ふと我に返ったように

仕事に戻らなきゃ!と思って

「よし!仕事行こう!」と

席を発ったのでした






よっしゃ!もういっちょ生きてやろう!




ところでみなさんは

「お寺(本堂)」って

どんなところだと思いますか?







20年ほど前のこと

ある方がこんなことをおっしゃっていました

「『よっしゃ!もういっちょ生きてやろう!』

と思える寺であってくれ!」と…

私はその言葉に深く共感したのでした

それ以来

私にとってお寺のテーマは

安心と生きる力

"Relax and energy (to live)!"





お寺に来る時間

それは日常からちょっと離れた

非日常の時間と場

生きるとは本当にたいへんなこと

そんな日常の時間を少し離れてお寺に行く…

法要であれ、講座や法話を聞く会であれ

たとえ誰もいない中で

たった一人で座っていても…

包み込まれるような安らぎ(安心:relax) を感じ

「よっしゃ!もういっちょ頑張ろう!」

と思えるような…

日常へ戻っていく力(energy)をもらえる場

それがお寺(本堂)だと思うのです








10年前に

あつみさんの作品に引き込まれた時の私は

あつみさんの作品に

まさに安らぎと力をいただいたので

あつみさんに

仏教を代表する蓮の花

しかも

一輪一輪大きさや年齢がバラバラな

「生老病死」

を表現するような蓮を…

どんな状態であれ

一輪一輪、命は美しいのだ!

と思える蓮を描いてほしい(>_<)

とお願いしたのでした…






そして今回もご快諾をいただいて

もうすぐ外看板が完成します!

乞うご期待!(^0^)/







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【2024年】

住職紹介

前田健雄(まえだたけお)
真宗大谷派一心寺住職。

1977年名古屋市生まれ。
大谷大学大学院文学研究科仏教学専攻修士課程修了。
真宗大谷派ハワイ開教使として5年間ハワイに赴任。
NPO法人ほがらか絵本畑の理事。
名古屋刑務所篤志面接委員

前田健雄