お盆日替わり法話②

2021年08月27日

お盆日替わり法話②




え…?!

いきなり②なの?

と思われた方…

8/23にアップしたブログの後半部分

「ない」「ない」「ない」よりも

「ある」「ある」「ある」

の話が法話①になります・・・

あしからず(^^;)







さて、わたしたちはみな

命終えたら浄土(じょうど)

という仏の世界へ還るのだ

と教えられますが…




浄土とはさとりの世界

苦しみから解放された世界

「還る」と言うからには

生まれてくる前の世界

ということです




では、今現在生きている「この世」は

何と呼ぶのかと言うと・・・

「堪忍土(かんにんど)」

「たえしのぶ(堪え忍ぶ)世界」

という意味です




思うとおりにはならない世界

生まれてくるときも

命終わるときも

どれだけ頑張っても

どれだけ願っても

自分の思うとおりにはなっていかない

それがわたしたちの現実であり

思うとおりにはならないことを

堪え忍ぶしかないのが「この世」です




これまでの人生を振り返っても

どれほどのことが

思いどおりになってきたでしょうか?

いくつか数えられるくらいは

思うとおりになったことも

あるかもしれませんが・・・

それでもほとんどが

思うとおりにはなっていない

それが現実ではないでしょうか




今もいろんなことを

堪え忍んで生きている

そんなわたしたちに

亡き方は浄土から

どんな言葉をかけられているでしょうか?

何を願っていらっしゃるのでしょうか?




お盆は亡き人を想うとともに

亡き人が今

わたしにどんな言葉をかけられるのか

何を願われているのか

を考える時(行事)です




日頃わたしは

いろんな方の葬儀をさせていただいています

遺影の写真を眺めながら読経していると…

亡き方が

「あなたもいずれコチラに来るんだよ
(そこに座っている時間は永遠ではないのだよ)」

そんなことをおっしゃっているように

思えてならないのです




みなさんがお別れした方は

今何とおっしゃっているでしょうか…?

漫画みたいに吹き出しをつけて

お考えいただけたらと思います







お盆日替わり法話②

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